2017-09-19 風の跡 忘れたくないこと その声を聴いて この胸に生まれる風と景色を 覚えておかないとと思うのに 寂しい余韻だけ残して 御構い無しに消えていく どうしてこんな風に感じるように生まれたの どうしろと言うの 置いていかないで でも 捨てていってください 振り切って 風に紛れて 何もなかったみたいに ここには何もなかったみたいに 何かを言った後の息の気配だけで それだけで 私は今も昔も生きてきたから