ほんねとたてまい

物作り屋さん「たてまい」のやらかしてるこころのハナシ

花に嵐のたとえもあるさ

彼女は言う

「飴を作っているところを想像して
あの柔らかそうに見えてかたい感じ、
あの感じの声です」

と。

その言葉を聞いて

ああ、
私は、
私が出来る表現は歌ではない、
って思った。


やっぱり、
と思ったことに驚きはしなかった。

何となくそんな気はしてた。


それと同時に、
この目の前の私の魂を震わせる
天才とも呼べる感性の塊のような美しい彼女を
彩りたいと思った。

そんな何かを私は作りたいと思った。

そう、
この感じ。

私の心に生まれた感動を
形にしたい。



花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ


なんとなく、
一緒にこのフレーズを思い出した。


これを彼女に渡した時、



「なんだか、鏡を見ているようだ」
と言われた。



私の中にも、

彼女のような美しさがあるだろうか。




花に嵐




彼女を見たら多分そのイメージが伝わると思う。




意味のある出会いとなった気がします。